当院での新型コロナ対策について

私たちスタッフが元気に患者さまをお迎えし、当院を信じて通ってくださる患者さまとご家族さまに安心していただくため、作成しました!

新型コロナウィルスは、まだまだわからないことが多いですが、それでも徐々にどういう性質があるかわかってきています。
ウィルスを正しく理解することで、コロナ予防と生活の充実の両方を手に入れていきましょう。

このページでは、安心安全に治療を受けていただくために、以下の情報をまとめています。

第1章 コロナを理解しよう!

① コロナって何?

新型コロナはどんなウィルスで、感染するとどうなるの?

新型コロナウイルスは誰にでも感染する可能性があります。
感染しても、多くの場合は、症状が出ないか、咳や発熱などの軽症で終わります。その為、多くの人は、新型コロナウイルスに感染しても気が付きません。
一方で、特に高齢者や、糖尿病などの持病をお持ちの方には、容赦なく襲いかかります。
普段は鳴りを潜めながら多くの人に感染し、所々で牙を剥く恐ろしいウイルスです。

コロナはどんな症状なの?

①咳やくしゃみ ②発熱 ③倦怠感

④味覚や嗅覚の異常 ⑤息切れ等 の症状が挙げられます。重症化すると激しい咳や高熱が続きます。

5%くらいの方は、1〜2週間で呼吸困難となり、人工呼吸器が唯一の治療法となります。

どうやって感染するの?

主な感染経路として

①飛沫感染 ②エアロゾル感染 ③接触感染 の3つがあります。

それぞれ違う特徴がありますが、しっかりと対策をすれば、防ぐことができます。

何で外出を自粛しないといけないの?

感染が急速に広がると、医療崩壊が起こり、重傷者を受け入れる余裕がなくなったり、人工呼吸器が不足して、助かる命も助からなくなってしまいます。

院内感染等で病院が休止されると、救命治療にも影響が及び、交通事故や心筋梗塞等のウイルスに関係のない方の対応にも影響が及びます。

感染拡大のスピードを遅くし、感染拡大を防ぐ為にも、外出の自粛が要請されています。

3密って何?

密集・密閉・密接のことを3密といいます。

この3つが揃うと集団感染(クラスター)がおきてしまいます。

3密を防げば大丈夫なの?

初期は「3密」を防げば大丈夫でした。

しかし、今は3密だけでは防ぎきれない段階に入っています。感染の拡大が広まっている今、3密を防ぐだけでなく、「不要不急の外出を控える」&「自分の身を自分で守れる」ことが大切です。

どうすれば自分の身を自分で守れるの?

運動・食事・睡眠という基本的な生活習慣に加え、生活面での対策と、ウイルス自体を防ぐ対策があります。

<生活面での対策>

①身体を整える ②ストレス管理 ③正しい情報を学ぶ

<ウイルス感染対策>

①飛沫感染対策 ②エアロゾル感染対策 ③接触感染対策

それでは次に感染経路、対策について詳しく解説していきます!

② 飛沫感染って?

咳やくしゃみ、つば(くしゃみ等で飛び散ったしぶき)の中に含まれているウイルスを直接口や鼻から吸い込む事で感染してしまうことです。

図のように、マスクをしていない状況でなおかつ、2m以内で会話をすると、感染のリスクが上がります!

マスクをしよう!
マスクをしないなら2m以上離れよう!

③ エアロゾル感染って?

密閉された空間で、咳やくしゃみをした時に、そのウイルスが小さな粒子(エアロゾル)になって、空気中に滞留して感染を起こすことです。

基本的に、咳やくしゃみをした際に出るウイルスは、空気中で最大3時間も生息できると言われています。

換気をしよう!

エアロゾル感染を防ぐ為に必要なのは、こまめな換気をすることです。
密閉された空間に長時間(2時間以上)いる事で、感染のリスクは増大します。
こまめな空気の入れ替えをする事で、ウイルスが空気中に滞留する事は無くなり、感染のリスクを下げることができます。

具体的な方法としては、1時間に2回は、5〜10分窓を開けて換気をする事が有効とされています。
また、感染対策のできてないお店に行かない、というのも大切な予防です。

しかし、治療院はずっと換気をし続けると、室温が下がりすぎて治療の妨げになってしまいます。
そこで当院では「コロナウィルスの大きさ→PM0.1」をキレイにできる高機能な空気清浄機も導入いたしました。
温風も出せ、空気の汚れ度合いをお知らせしてくれるモニター付きのスグレモノ。

換気と空気清浄&温風を組み合わせることで、常にフレッシュな空気と、治療を心地よく受けれる環境を両立いたしました!

④ 接触感染って?

接触感染とは、感染者から出たウイルスを含む体液や唾液を、直接的または間接的に触れる事で起こる感染のことです。

間接的というのは、感染者が咳やくしゃみを押さえた手で、電車の吊革やドアノブを触る事でウイルスが付着します。その後、そこを触った第三者の手に、ウイルスが付着する事になり、その手で口や鼻を触ると粘膜からウイルスに感染します。

布、銅や木材で3時間、ボール紙では24時間、プラスチックやステンレスの表面は72時間残ると言われています。

①ウイルスがつく可能性があるものを触らない!
②ウイルスがついた手で目や口を触らない!
③正しい手洗いや消毒をする
④触るところを自分で消毒する!(セルフ消毒)

⑤ 3密って?

3密とは、「換気が悪く」「人が密に集まって過ごすような空間」「不特定多数の人が接触する恐れが高い場所」、つまり、「密閉」「密集」「密接」の3つのことです。

この密が揃っている場所は非常に感染の危険が高いとされています。

ex)ライブハウス、スポーツジム、カラオケ等

この「3密」集団の中にコロナ感染者がいて、そこから広がった感染集団を「クラスター」と呼んでいます。

いくら手を消毒してマスク着用をしても、3つの密が揃うと感染が広がる可能性があります。

密閉・密集・密接を避けよう!
3密のお店を避けよう!

これから大切なのは「自分で自分の身を守る」ことです。

正しい情報と対策で過ごしていきましょう。

次のページからは安心して通って頂くための当院の対策についてお伝えしていきます!

第2章 鍼灸院はどうするの?

当院の考え方

安全面に万全を期して、診療させていただきます。

いつも当院をご利用くださり、ありがとうございます。緊急事態宣言以降、世の中は一気に様変わりしてしまったように感じています。

「治療院も閉まっちゃうの?やっててくれると助かります!」というお声を頂いたり、「えっ?やってるの?先生達は大丈夫?」と私達を気遣うお言葉を頂戴したりと、患者さまの反応やご意見も本当にさまざまでした。

社内でも、診療は続けながら衛生面を改善すべきという意見もありましたが、私たちは、臨時休診をさせて頂き、徹底的に衛生面を強化することにいたしました。

このブックレットの後半では、院内の衛生面の改善が紹介されていますので、ぜひ、お目通しをお願いいたします。

また、保健所に確認をしたところ「鍼灸マッサージは自粛要請の対象外」「社会生活を維持する上で必要な施設に含まれるので原則営業を継続」「衛生管理を徹底して、患者さんの求めに応需して良い」との回答を得ました。

地域医療、代替医療の担い手として、地域の皆さまに貢献していく所存です!

こんな時こそ「健康」を見直そう!

連日のニュースや自粛疲れで、気分もどんより…な方も多くいらっしゃると思います。そんな時こそ、適度な運動・バランスの良い食事・質の高い睡眠を取る事が第一です。さらには【冷え・疲れ・歪み】を放置せずに、身体を整えておきましょう。

私たちは、患者さまが安心して治療が受けられる環境をご用意して、質の高い治療で、皆様のお身体を整えるお手伝いをさせて頂きます!ご自身の免疫力、自然治癒力を強化して、育児や家事・仕事や生活を、全うできる身体づくりをしていきましょう!

全ての人々の心身両面の健康と幸せを祈るとともに、1日も早く、日本や世界の人々の暮らしが元に戻ることを願っています。

たまプラーザ鍼灸院スタッフ一同

院内マップ

改善したところが一目で分かるように院内マップを作成しました!

たまプラーザ鍼灸院の対策

高機能な空気清浄機

吸い込んだ空気をきれいにするダイソン

コロナウイルスの大きさPM0.1の粒子を集めて、特殊なフィルターで濾過し、キレイにした空気を出します!

イオンを出してきれいにするプラズマクラスター

イオンを空気中に出して、ウイルスにくっつくことでウイルスを無効化し、空気をキレイにします!

社会的距離と適度な遮蔽

飛沫ガード設置

受付部分に透明な飛沫ガードを設け、適度に空間を遮ります。

受付のイスは1.5m開ける

受付の待合室のイスは数を減らし、間隔を1.5m開けています。

ベッドの距離は2m開ける

ベット間の距離は、治療中会話をするので2m以上開けました。2m以上空いていないところは壁がありますので、安心して治療を受けていただけます!

セルフ消毒キット完備

患者さまご自身でも消毒ができるように受付、トイレ、ベット内に、アルコール噴射スプレーやセルフ消毒キットをご用意しました。どうぞご利用ください。

顔枕の消毒とフェイスシートの導入

ひとつのベッドにつき顔枕を2つ用意しました。顔をつける顔枕を施術ごとに交換、消毒し使用しています。使い捨てのフェイスシートもご用意しました。

安心のキッズスペース

キッズスペースのおもちゃ類は一時的に撤去いたしました。入れ替えの時に消毒し、セルフ消毒キットも用意しました。また、1つの診療枠に、ひと家族さまのみに限定して、お子さまを預かるようにさせて頂いております。

触れずに手洗い消毒

入り口付近やトイレなど、共有して触る物が多い場所には、手をかざすと石鹸が出てくるオートソープや、自動でアルコールが出てくる噴射器を導入していきます。接触せずに手洗い・消毒できます。

ホームページ・公式LINEでの情報発信

院のホームページ・登録して頂いた公式LINE にてお知らせを随時更新、発信していきます。ぜひとも、最新の情報をご確認ください。

お会計について

お金などの受け渡しをトレーでさせていただいております。クレジットカードの番号を押す際に使用する、楊枝や綿棒もご用意いたしました。

スタッフの決まり事

治療師にはマスクの着用、1日3回の検温の義務付け。院内は1時間毎の換気と常時空気清浄機を循環させています。

おわりに

新型コロナウイルスについての基礎知識、感染経路と対策、院での対策をご紹介させて頂きました。
最後までお読みいただき本当にありがとうございます!

臨時休診中に、本当に様々な事を調べ、学び、時には意見の違いから合議をして、全員が納得するまで話し合いました。それは、非常にもどかしくもあり、それでいて尊い事のようにも感じて、本当に良い経験をさせていただいたと思っております。

話し合いの中で、今の状況を調べていくうちに、わかってきたことがあります。

新型コロナウィルスの拡がりが短期で終息する見込みは、残念ながら薄いと考えられ、むしろ、ライフスタイルの変更や、年単位の対策の継続を余儀なくされると、覚悟を持って備えておいた方が良いと考えるようになりました。

そして、そんな今だからこそ、最も大切なことは【健康】であると確信しました。

健康が全てではありませんが、健康を失えば全てを失いかねません。

【コロナを正しく理解し、健康的に生きていく】ことこそが、幸せや選択肢を手にする方法であると信じています。

毎日せわしなくストレスまみれの生活を送り、その代償として、ありあまる品物や自由をほしいままにしていたとしても、それよりも大切な何かを失ってしまえば、決して幸せとはいえないことを、コロナウィルスは教えてくれました。

・家族・友人の存在や、働けることのありがたさ

・仕事とプライベートのバランス

・前向きに毎日を送る事や、心身両面の健康の大切さ

・人と人とが理解し合い、協力する事の尊さ

私たちはそういった、とても基本的な事を見直すきっかけを提供できる、そんな鍼灸院でありたいと強く、決意を新たにしました。

これからも、万全の対策をして患者様と社員の安心安全を守ると共に、地域社会への貢献や健康作りをお手伝いさせて頂く所存です。
今後とも宜しくお願い申し上げます。

株式会社クオリティワールド代表  金子徹

たまプラーザ鍼灸院 スタッフ一同